どうしてもお金を受け取ってくれない田舎の人たち
おたがいさまで、おかげさまで。
今日は師匠の田んぼで、
畦塗り(あぜぬり)のお手伝いをしました。
4年間、
ここで仕込んでいただいた技術で、
少しだけお返しができた気がしました。
それだけで、
なんだかいい一日でした。
田舎には昔から、
「労働力の貸し借り」みたいな文化があります。
今日は自分が手伝う。
また別の日には、自分が助けてもらう。
お金では測れない、
そういう営みが、
まだここには残っています。
正直に言うと、
移住してきた頃の僕は、
お金で解決しようとしていました。
手伝ってもらったら、お礼をお金で渡す。
何か物を譲っていただいたときも、
その分をお金でお返ししようとしました。
車や農機具をいただいたこともあります。
でも、
田舎の人はお金を受け取らないことが多いんです。
「これからもよろしくね」
と言って、笑っています。
そのとき僕は少し戸惑いました。
お金を差し出すことは、
感謝を伝える行為だと思っていたから。
でも今思うと、
お金には「さっぱりさせてしまう力」もあると思うんです。
やりとりが、そこで完結してしまう。
ご縁が、精算されてしまう。
お互い様のつながりは、そうじゃない。
相手が困っていたら、自分がそこへ行く。
自分が困っていたら、相手が来てくれる。
時間がかかります。
手間もかかります。
でも、それが続いていきます。
「あなたのおかげでできた」
という感覚が、ずっと残ります。
効率からは遠い。
合理的でもない。
でも、この不便さの中に、
何か大切なものが宿っているような気がしています。
「お互い様」という言葉は、
日本語ならでは感覚なのかもしれません。
そしてそれは、誰かに教わるものではなく、
こういう場所で、
こういう時間の中で、
じわじわと身体に入ってくるものなのだと思います。
おたがいさま、
だから、
おかげさま。
そう言えるぼくでいたいって思いました。










メロン6棟作って、半分部落の方にあげている人いますね
持ちつ持たれつ、地域の繋がりなんですね☺️✨素敵ですね。